自分を生きる、魂で生きる。そのためには強くいることだ!【洗心】
自分を生きるとは、
現実次元を魂で生きることだ。
現実次元を魂で生きるとは、
欲望を叶えることもでもなければ、
目標を達成することでもなければ、
不安を消すことでもない。
瞬間瞬間、
宇宙から自分に与えられた時間を生きることだ。
さて、この時に重要なことがある。
それは自らが起こしている想念を観ることだ。
思考を観ると言っても良い。
何を考え、何を感じ、どういう動機で、何をしようとしているのか、それを観ることが大切だ。
自分の想念を常に観察することだ。
なぜ、魂の進化に洗心が有効なのか?
洗心は、
自分の起こしている想念を常に観察し、
汚れた想念を掃除する作業だ。
洗心するには、まず、洗心の文言を頭に入れる。
洗心の文言には「常の心」と「御法度の心」がある。
■洗心■
(常の心)
強く、正しく、明るく、我を折り、宜しからぬ慾を捨て、皆仲良く相和して、感謝の生活をなせ
(御法度の心)
憎しみ、嫉み、猜み、羨み、呪い、怒り、不平、不満、疑い、迷い、心配心、咎めの心、いらいらする心、せかせかする心
瞬間瞬間を常の心で生きて、御法度の心を起こしたら反省し思考を改める。
これが洗心だ。
誰もが無料で実践できる。
自分の思考と想念が入れかわり、魂の波動が高まるので、魂が飛躍的に進化する。
その効力は絶大だ。
洗心ある魂の修行と、そうでない魂の修行を比較したら、魂の進化に大きな差が出て来る。
洗心ある修行は、その凄まじい効力を体感する。
それは目標達成とか、願望実現を超えた世界であり、言葉ではいえない。体感するしかない。
※
洗心の例を1つ出してみる。
洗心の「常の心」の「強く」を観る。
常に自分を観察していれば、時折、弱い自分を発見する。
そんな時は、「強く!!」と意識することだ。
辛い場面に遭遇していたら、自分を強く持ち、辛い場面から逃げないことだ。
「大丈夫!絶対にこの場面を乗り越えられる!!」と強い気持ちを持ち続ける。
強い心を維持していると、
辛さが増していく。
抵抗が大きくなるからだ。
しかし、どこかの瞬間で抵抗がなくなり、スーっと楽になる。
上手く言えないけど、
高熱を出して寝込んでいるとする。
そんな時は水分をとり、じっとしているのが良い。
すると、ある時、熱が引いて、スーっと楽になる。
自然治癒力が病気に勝つ瞬間である。
辛い出来事も同じような感じだ。
強さを持ち続けていると、
どこかで辛さの波が引いて、楽になって行く。
また、逃げずに立ち向かっていくことも強さだ。
この世は因果応報だ。
自分に起きている出来事は全て自己責任だ。
逃げれば因果律が巡り、
再び同じような出来事が巡って来る。
相手をかえ、時間をかえ、再び到来する。
クリアするまで消えない。
そうだとしたら、
逃げずに乗り越えた方がスマートだ。
自分を強く持ち、
襲って来る嫌な波にひょいっと乗ってしまう。
波に乗ってしまうと、
意外に楽だったりもする。
サーフィンで波乗りを楽しむような感覚にもなる。
※
自分の考えを相手に言う、
これにも強さが必要だ。
相手と対立している場面で、冷静に自分の本音を言うことは重要だ。
冷静に本音で話し合えば、大概のことは解決する。
しかし、本音を言わずに、言葉を呑んでしまうことも多いよ。
あるいは、冷静さを失い、なんと言えば良いのか考えている内に場面が過ぎる。
こんな時にも強さが必要だ。
洗心の「強く」を意識する。
自分を強く持ち、冷静に自分の本音を表に出すことだけに集中する。
※
失敗した~。
損失を出した~。
そんな場面も強さが必要だ。
自分を強く持ち、「絶対に大丈夫!!」と思う。
今、東京オリンピックが開催されている。
どのアスリートも流石だ。
物凄い強さを持っている。
ピンチが襲って来ても逃げない。
冷静な自分を保ち、「自分が今できること」に集中している。
どんなに負けている場面でも、
自分ができることに集中していて、
最後まで諦めずにできることをしている。
たとえ試合で負けても、強い自分を持ち続けることは尊い。
強いを意識していると、
何かあるごとに自分が一段一段強くなって行く。
魂が進化して行く。
※
人間には肉体的な強さが必要だ。
今はトレーニングジムが人気だ。
女性も男性もジム通いする。
筋トレで身体を鍛える人が増えている。
僕たち人間は魂が肉体に宿った姿だ。
魂と肉体の両方が大切だ。
だから、
進化しようと、
魂(精神)だけを鍛えようとすれば
道理から外れる。
魂と同時に肉体も鍛える必要がある。
アスリートでなくても、
自分に適した身体の鍛え方をすれば良い。
毎日スクワット10本、
これを日課にしても良い。
1分もあれば終わる。
ストレッチも良いね。
身体を柔らかく保つことも強さだ。
日中、1分のストレッチをする。
意識すれば、誰もができることだ。
強さについて幾つか紹介したが、
強くあるべきものは他にも沢山ある。
洗心をし「強く」を意識していると、どんどん出て来る。
そして、
弱い自分を発見するごとに、
「強く」と意識するので、
都度、少しずつ魂が進化していく。
少しずつ、
少しずつ、
塵も積もれば山(大和)となる。
ある時、気付くと強い自分になっている。
大和とは「大きな和合」のことだ。
和合は宇宙の調和だよ。
日本は大和の国だ。
大和魂を宿す日本人が世界のリーダーだ。
でかい話をすれば、真の強さを持った日本人が世界を調和へ導いていく。
一人一人が自分を強く持ち、自らを調和することが世界平和だ。
弱い自分を発見したら逃げないことだ。
弱い自分を生んでいる思考を改め、
心を掃除して、
そして、強い自分でいることだ。
自分を強く持ち、自分がしたいことに挑戦し続けることだ。
今この瞬間、自分ができることに集中することだ。
多くのことの源には洗心の「強く」があり、世界平和へ向かう道しるべとなっている。