本物霊能者は何処に?本物霊能者を探す30代半ばの男性のお話
最近の出来事や気付きを簡単に書きます。
そういう頻度を増やしたいと思う今日この頃です。
まずは、本物霊能者を探す30代半ばの男性のお話です。
彼の承諾を得たので、会話の内容を紹介します。
彼は現実主義者でしたが、30歳の時にある書籍の読んで、スピリチャルの世界を知りました。
それと同時に、世の中には肉眼で見える世界と、見えない世界があることを腑に落としました。
とにわけ、肉眼で見えない世界、つまりスピリチュアルの世界の重要性を悟りました。
そして、自分の前世のことを知りたくなり、また、「これからどうするべきか?」という答えを探るヒントを得るために、霊視やチャネリングを受けるようになりました。
しかし、これと言って良い情報がなく、本物の霊能者を探していました。
そんな中での出会いでした。
僕は彼に言いました。
「僕は本物の霊能者ではないよ。」
「貴方の過去世は見ないし、貴方の未来について予言もしない。」
「貴方にとっての本物は、貴方自身であり、それ以外は偽りだよ。」
「もしかしたら、僕は貴方の過去世や未来を観ることができるかもしれない。しかし、それは所詮さ、僕というフィルターを通すので、本物ではない。」
「貴方の過去世を現わしているのは、貴方が見ている現実だよ。」
「今、貴方が見ている現実に、貴方の過去も未来も映されている。それを良く見ることだよ。そして、全てを受け入れて生きることだよ。」
「他の誰かの霊視を受けるということは、今という現実から離れる行為であり、偽りの世界への入口だよ。」
「偽りの世界へ足を踏み入れれば、気付かぬうちに、邪悪な存在に呑まれて行くだけさ。」
「肉眼では見えない世界があるということを知るきっかけとして、霊視やチャネリングを受ける体験はありだと思うけど、それが分かったらそこから離れることだ。それが本物のスピリチュアルだよ。」
「霊視やチャネリング能力というのは、自然と身に付くし、その人に合った状態になっている。つまり、自分で使えるだけど良いんだよ。100%五感だけというなら、それは優秀な証で、そういった能力を使わないでも、魂で現実を生きて行けるということだよ。」
こんなことをお話しました。
僕の体験からいうと、
人生には3つのフェーズがあります。
1.自我で目標管理をし、目標達成を目指す時期
2.肉眼では見えない世界があると知り、霊的に問題解決を求める時期
3.霊的なものを全てを手放し、魂で現実を生きる時期
の3つです。
僕が生きているのは3つ目のフェーズです。
30代の彼が歩いていたのは2つ目のフェーズです。
そして、彼は2つ目のフェーズから3つ目のフェーズへ移ろうとしているタイミングでした。
彼は理解が早かったですね!
本物霊能者を探す旅を即座に止めました。
そして、霊的はものを全て手放し、現実を生きるように切り換わりつつあります。
自分以外の他に霊的なものを求めることを止めてみると、
それが自分の内側に入るきっかけになります。
自分以外の他に何かを求めるとことは、
自分の意識が外側に向いているということです。
それを内側へ向けます。
外側と内側、これは180度方向性が違い、まったくの別世界です。
霊視やチャネリングや、あと占いなどもそうですが、意識が外に向いている内は、自分の内側へ入って行きません。
霊的なものを全て手放すと、霊的な存在に気付きます。
霊的なもの全てを手放すと、
そこに自らの魂の存在を感じ、
魂で現実を生きるようになります。
全てを手放した向こう側に、全て揃った世界があります。
しかし、
これが分かる方は現在少ないですね。
きっと、
不安とか恐れを感じているからだと思います。
不安や恐れを感じていると何かにすがりたくなります。
その時に霊的な世界を知っていると、
どうしても、
霊能者やチャネラーにアクセスしてしまうのでしょう。
僕も身に覚えがあります。
繰り返しになりますが、
自分以外の何かに答えを求めている間は、
自分の本物の神性には気付けません。
自分の最強の助っ人は、
自分の内側に神々しい光を放って存在しています。
その存在こそが神であり、貴方の魂であり、本物の貴方です。
霊的なものを全て手放し
その存在を悟ったら、
その存在と一緒に現実を生きます。
その時、
貴方の見る世界は大きく変わっていて、
自分の問題事は自分で解決するようになっています。
現実の中に幸せを感じて生きている自分を発見します。