大河ドラマ「麒麟がくる」第14回「聖徳寺の会見」の感想
大河ドラマ「麒麟がくる」は良く調べて制作されていると思う。
番組をみていると、戦国時代に生きた時の記憶を色々と思い出す。
当時、武士は自分らを守るのに必死だったし、「天下を取ることこそが平和への道だ」と考えていた。
そして、自らの外側に自らを満たすものを求めていた。
しかし、自らを満たすものなどは外側にはなかった。
自らを満たすものは内側にしかない。
明智光秀はそれを悟った。
今世、あれからかなりの時間が経った。
どれだけの人がそのことに気付けるのだろう。
どの時代も、皆が夢を追う。
貴方の夢はなんだろうか?
AかBかCか?
一人一人が自分の夢を持っていることだろう。
しかし、実はAかBかCも現実には存在しない。
宇宙規模の広い視野でみれば、どの夢も絵に書いた餅みたいなものだ。
実在しない。
本物の夢はどこにあるのか?
それはX(エックス)として、各自の内側に存在する。
それは無限大の可能性を秘めた夢だ。
Xを知るには、Aを捨て、Bを捨て、Cを捨てることだ。
すべてをいったん捨てることで、本物の夢に気付く。
物資次元へ向いた宜しからぬ慾を捨てることで、意識の矛先が外側から内側へ切り替わり、Xという夢が見えて来る。
物資次元に見える夢を追いかければ争いが生じる。
相手を蹴落とさない限り、それぞれを手にすることはできない。
しかし、Xという夢にはそれがない。
求めた全員が争いを起こさずに手にすることができる。
犠牲者をつくらず、全ての人が夢を叶える唯一の道だと思う。
新しい時代へ向けて、人々の意識がどう変わっていくのか?
あの時も混乱していた。
今も混乱している。
そこに共時性を感じている。
今度こそ、多くの人が、自らの外側ではなく、外側へ向く意識を切り替え、自らの内に秘められた本物の夢に気付くことを祈っている。
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輪廻転生の仕組みは面白いです。当時の関係者が生まれ変わり、当時と同じようなことをし、その続きが始まる。
織田信長、豊臣秀吉、素晴らしい方々だった。
しかし、すべての夢が一致するには、未だ先の様子だ。
自らの内側を探求した先に、全てが和する世界がある。
全てが和する世界が来ることを願い、精進する。