割り切った人間関係が大切だよ。「この人は、こういう人。」
「この人は、こういう人。」
この感覚を大事にしています。
人は皆、性格があり、独自の考え方や価値観を持っています。
そして、世の中には「歪んだ性格」や「魂の悪い癖」を感じる方もいます。
「その考え方は、ちょっと受け入れられないですね!」とか「常識から外れていませんか?」と言いたくなります。
その場合の対策ですが、基本はその人を変えようとしません。
「それは、こうだと思います!」と意見を交わすのは良いことですが、自分以外の誰かを変えようとするとドツボに嵌ります。
その人を受け入ることが出来なければ、離れれば良いだけの話です。
しかし、簡単に離れられない関係の場合もあります。夫婦、親子、隣の住人、会社の上司や同僚などです。
恋人なら別れれば良いし、親戚、友人、兄弟であれば疎遠になれば良いことですが、夫婦と親子と隣の住人と会社関係の人は簡単に離れることができません。
でも、どんな場合においても言えることは、自分以外の他人を変えようと思わないことです。変えようと思えば、その時点で負けです。
別の角度からこのことを言えば、自分を生きるということになります。
他人に左右されずに自分を生きれば良いと思います。
自分軸をしっかりと持ってブレないことです。
相手に何かを期待するのを止めて、「この人は、こういう人。」と割り切って付き合えば、マイナス感情を起こしにくくなります。
洗心の御法度の心も起こさずに済みます。マイナス感情の渦に巻き込まれずに、洗心の常の心を保つことができます。
今、これを大事にしています。
恋愛や結婚でも言える事
「他人を変えようとしない」という感覚は、恋愛や結婚では物凄く大切です。
男女愛は相手との距離が近くなるので、気になる部分がクローズアップされます。
当然、相手の言動に理解できないことが出て来ますが、ここも相手を変えようとすれば負けです。
相手への注意が不要という意味ではありません。
「●●は、こうした方がいいよ!」
「●●を直してほしい!!」
と意見するのは良いですが、相手を変えようとする思いで言わないことです。
男女愛は、相手を変えようとすれば歯車が狂い始めます。お互いに嫌な思いをするし、それを続ていれば、マイナスの想念が渦巻き、お互いがウザい存在へと変わって行きます。
会社や上司や同僚も変えようとしないことだ!
「他人を変えようとしない」
会社でも言えることです。
会社も意識体です。
法人という1つの人格です。
同じですね。
「会社を良くしよう」なんて思わないことです。
そんなこと考えれば重いだけです。
また、上司や同僚で意見や価値観が違う人が現れても、他人を変えようと思わないことです。
その思考を捨てて、自分の主張をすることです。やるべきことをすることです。自己主張をしながら、会社や相手とのバランスを取ることです。
バランスが取れれば貴方の勝ちです。
それから不思議なんですが、意見や価値観の違う相手とバランスが取れれば、大概、相手は消えて行きます。または、気にならない存在になります。
その相手との学びが終わるからです。
会社も同じです。
自然と転職になったりしますね。
まとめ、
「他人を変えようとする発言」と「その想いなしの自己主張」とは、まったく別物です。
前者はお互いの関係が悪くなりますし、後者は物事が好転します。
考えてもみてください。
貴方も独自の考えや価値観を持っています。
もし、他人が「それは気に入らないから変えてください!」と言ってきたら、どうでしょうか?
頭に来るし、そんな簡単に自分を変えることもできません。
長く続けて来た習慣を変えるのは、相当な努力のいることです。
あらゆる人間関係で言えることですが、
「この人は、こういう人。」
と思うのがベストです。
そう思ってみると、見えるものが変わって来ます。