自分を変えてくれる何か、それはどこにある?
2019/03/11
「自分を変えてくれる何か」がどこにあるかというと、他人が持っている。
例えば、「顔を変えたい」と思い、整形手術を考えている。整形手術が良いとか悪いとかじゃなくて、単なる例だ。思いついたから、挙げてみた。
整形手術すれば顔が変わる。成功すれば望みにあった顔になるかも知れない。
しかし、整形手術してくれるのは他人だ。整形手術に必要な道具も他人が製造したものだ。そして、整形手術が成功するかどうかは、医師の腕にかかっている。自分の殆どが他人により決まる。
現実次元においては、自分のことを他人が決まているということだ。
さらに例を挙げてみる。
仕事とお金はどうか?
これも他人により決められている。
営業マンが「これ買ってください!」と頼んでも「いらないよー!」の一言で終わる。営業マンの成績も企業の売上も上がらない。
仕事探しはどうか?
「この仕事に命をかけたい!」とまで思い、経営者へ「雇ってください!」と言っても「不採用」と言われれば、それまでのことだ。
恋愛や結婚も同じだ。「僕と付き合ってください!」「結婚してください!」と言っても「あんたなんて、いやーよ。」と言われれば、それまでのことだ。自分のことを他人が決めている。
しかし、ここから先が重要だ。今度は次元を飛び越え、高次元から見てみる。
実は、現実次元で見ている世界というのは、自らの内側の投影に過ぎない。分かりやすく言えば、自分が全てを引き寄せている。他人も出来事も、自らの波動に共鳴したものが集まっている。
とすれば、「自分のことを決めている他人」を引き寄せているのは「自分」だ。高次元的には、全てを自分が決めている。
「自分を変えてくれる何か」はどこにあるのかというと、結論を言えば、自分の内側にある。魂の放つ波動ということになる。
貴方の魂が放つ波動が、現実次元の他人に作用し、その他人が現実の貴方を決めている。
貴方が人生を変えたいと言うなら、そして、より幸福へ、より豊かになりたいというのなら、魂の波動を高めることだ。洗心して、魂を洗い、魂の放つ波動を高めることだ。
魂の波動が高まれば、高い波動に見合った人との関係が生まれるし、高い波動に見合った出来事が起きる。これが宇宙のからくりだ。
からくりを知って生きるのと、からくりに気付かず生きるのとは結構違うものだよ。からくりを知っていた方が、何かと上手く行く。
夢の実現だってそうさ。
夢を叶えようと、夢に執着をすれば、それが宜しからぬ慾となり、自らの波動を落とす。波動が落ちれば、それに見合った人を引き寄せ、色々なトラブルにも巻き込まれる。執着心を手放すための学びが起きる。
一方、夢を持ったら、いったんその夢を手放すという生き方もある。洗心という生き方だ。洗心をして、宜しからぬ慾を捨てていると、魂の波動が高まる。
魂の波動が高まると、その波動に見合ったことが起きる。以前、考えていた夢以上のものが転がり込んで来たりする。
夢はその時点での希望である。自分の波動が高めれば、夢もより高いものへと変化する。
ということは、現時点で思うことに拘るのはナンセンスだ。夢をいったん横に置いて、魂の波動を高めることに集中することがスマートな生き方と言える。
自分の理想とする世界は、全ての夢を手放した向こう側にある(^^♪
宇宙とはそうなっているようだ。
※当ブログは覚醒のベルを鳴らし続けます。