陰陽の和合、男女愛のレベルアップを考える
陰陽の和合を何かに例えると「はしご」です。
ここが舞台だとします。
一階のステージから二階のステージへ上がろうとしたら、階段がありません。
神様は、「いったい、どうやって二階へ上がればいいんだよ!!」という場面をつくって、男と女を試しています。
男には金槌と釘とノコギリを渡します。女には、はしごを作るのに充分な角材を渡します。
ノコギリを使って角材を適当な長さに切って、金槌を使って釘を打てば、はしごが完成します。
はしごが出来たら、それを使って、簡単に二階のステージへ上がることが出来ます。
男女は次のステージへ進み、1つ上のレベルの学びへ移れます。
何か問題ごとを抱えているなら、高いところから捉えた方がスムーズに解決が出来ます。
お互いが持っているものを合わせて、まずは、1つ上のステージへステップアップするのが得策です。
しかし、男女はこれがなかなか出来きません。同じ人間でありながら、違った性質を持つ生き物だからです。
「何言ってんだよ、俺の金槌は使わせないよ!」
「私だって、角材なんて出せない!!」
とやるわけです。
「俺は…」「私は…」それぞれの言い分がぶつかり、はしごを作る作業に入れません。
その言い分の根本原因は、手放せない執着です。
神様は言っています。
「いつまで、そんなもの握りしめているんだい」
「言い分や拘りがあるのは分かるけど、まずは、はしご作って二階へ上がって、それから話せばいいんじゃないの?」
「一階には大祓の波がやってくるよ。波に流されるより、その方が賢明じゃない?」って。
男女愛は出逢いから始まります。
出逢い
↓
意気投合
↓
一緒に暮らす
↓
意見の食い違いが起こる
↓
性格の不一致と判断する
↓
破局
このサイクルを、ずーーーーーーーーーと繰り返しています。
それよりも、お互いを尊重し、意見を和合させて、次のステップへ進めばいいんじゃないですかね?
我を折り、慾を捨てて、お互いの中間点を見つければ、お互いにメリットがあります。
別々の道へ行くにしても、魂の波動を高め、ステップアップしてから決めれば良い気がします。
※
もう1つ例え話があります。
男女が東京から電車に乗って旅に出るとします。
意気投合して大阪まで楽しく旅をしました。
そのまま、目的地の九州へ到着すればハッピーエンドですね。
ところが、大阪まで来たら、一方が鳴門海峡を渡って四国へ向かいたくなりました。
大阪で分かれて、それぞれが別のパートナーと九州、四国へ向かうのもハッピーエンドです。
しかし、現状どうなのか?
僕が思うに、東京を出発すると意見の食い違いから喧嘩別れとなり、「旅行なんかできない…」と東京へ戻るようなことをしている気がします。
そして、別の相手を探して、また東京を出発し、また喧嘩し戻ります。この繰り返しをしていませんかね?
陰陽の和合とは、身近に起きる男女間の出来事にあります。
愛で考えるか、自分優先で考えるか、そこ分かれ目ですよね。
自分の主張を曲げろという話でありません。我を折って、win-winを探せということです。
これ男女愛を高める秘訣です。