脱サラ成功例、好きな事を仕事とすると上手く行く
今日は、土曜日です。
土曜日は隔週で仕事しています。
朝8時に家を出ました。9時にアポイントがありましたが、10時に変更になり、1時間の空き時間が出来ました。
セブンイレブンでコーヒーを買い、コーヒーを飲みながら、本田健さんの「大好きなことをやって生きよう!」を読んでいます。
この本、脱サラ希望者にとり良い情報が沢山書いてありますね。自分の脱サラ経験と照らし合わせて「これ言えているよ」と思いながら読みました。
そして、この本を読んでいると、自分の脱サラ成功体験と失敗体験をブログで紹介したくなりました。数回に分けて色々と書いてみたいと思います。
一度の人生、好きな事をやって生きよう!!
僕は、大学を卒業し、某大手の電気メーカーにエンジニア職として入社しました。そこから7社転職をしました。
父は実業家だったので、その影響でサラリーマンで一生を終える考えは持っていませんでした。企業に勤めて経験を積んで、いずれ起業しようと考えていました。
30代の頃、一度起業しますが失敗しました。その後、再びサラリーマンに戻り、今から8年前に、43歳の時、個人事業として再度脱サラをしました。
8年前のことを少し詳しく書きます。
脱サラする準備が整い、会社を辞めたわけではありません。
突然、そのタイミングがやって来ました。
当時、ベンチャーから上場したIT起業の営業マンをしていました。
僕はトップセールスにもなったし、一生懸命に働いていました。
しかし、一言、良い会社ではありませんでした。
どこが良くないか?
それは売上第一主義でした。社長の目標は「上場」です。社員のことは二の次でした。給料が安いのに、無理…、無理…、無理の連続です。体が悪くなりました…。僕以外にも不調を訴える人が多くいました。
けれど、社員は皆頑張って、ベンチャーからジャスダックへ上場です。
ところがです。
上場すると社長は持ち株を売ってひと稼ぎしました。
会社は信用を失って、その後数年で倒産です。
僕は倒産する少し前に退社しましたが、ある時、「こんな会社で働いてられない!」と心の声が聞こえました。
その時、次の就職先が決まっているわけではありませんでしたが、即退社を決心しました。
もちろん、家族も養わないとなりません。
しかし、その時は、心の声に従うしかありませんでした。
これ以上自分を犠牲にできない、自分の人生を生きようという強い想いが浮かんできました。
それを機に好きなことをして生きる人生に切り替わりました。
1年位は、貯金と失業保険で暮らしていましたが、その後、個人事業を立ち上げ、好きなことを仕事とする生活を始めました。
8年たった今の感想を一言いいます。
欲ではなく心から好きな事を仕事としていると、お金はあとからついてきます。これ本当なんですよ。
目の前の仕事を一生懸命にやったら、あとは思いっ切りが大事です。
だから、本田健さんの言っていること凄く分かるんですよね。人間は、大好きはことをやって生活ができるようになっています。
その道を選ぶかどうかは本人次第だと思います。
脱サラできない人は、脱サラのタイミングが来た時に、「家族を養わないといけない」「失敗したら…」「もっと安全に…」などと自分の心の声に反する思考を始めてしまいます。
こうなるといつまで経っても脱サラはできないと思います。
「そのうち、そのうち、言い訳しながら日が暮れる」ということになります。
僕のサラリーマン時代の同僚の中には、脱サラ希望者が沢山いました。
その中の多くは、今も会社勤めをしています。
「会社が悪い」、「上司が悪い」、「こんな会社で働いていられない…」と今でもぼやいています。
人間は輪廻転生をしているかも知れませんが、この人生は一度です。
死ぬときに「好きな事をやっておけば良かった…」なんて思いたくないですよね。
好きな事をやるために生まれてきた人生です。
好きな事をやらなかった人生ほど詰まらないものはないと思います。
まずは、目の前の仕事を一生懸命やる。そして、心の声が聞こえた時が脱サラのタイミングです。思いっ切りが大事です。
脱サラ成功のポイントは、好きな事を仕事とすることです。それを第一優先にします。すると、不思議とお金はあとからついてきます。